会社員のあなたは仕事を頑張っていますか?
しっかりと結果を出していますか?
さて、ここで質問です。
- 頑張りとは何でしょうか?
- 結果とは何でしょうか?
これらを正しく考えて行動しないと会社員として成長できないかもしれません。
会社は利益を上げないと存続できない
利益を上げないと会社は存続できません。倒産します。
こんなことは言われるまでもなく、誰もが理解していることだと思います。しかし、日々の仕事に取り組んでいる中で意識していますか?
- 今、あなたが取り組んでいる仕事は利益につながる仕事ですか?
- その仕事がどう利益になるのか説明できますか?
問われて説明できない人は考えてみてください。
- 本当に必要な仕事なのか?
- 目的を理解せずに取り組んでいないか?
- 慣例や惰性で取り組んでいただけではないか?
- この仕事の先に、別の仕事がつながっているのか?
どうしても分からない人は無駄な(=無益な)仕事をしているのかもしれません。
給料は働けばもらえるものではない
最近、会社員は席に座っているだけで給料がもらえると勘違いしている人を散見します。
もちろん、冗談で言っている可能性も否定しませんが、3分の1くらいは本気で考えていそうな雰囲気を感じます。
ここまで話している通り、会社は利益を上げることを目的とした集団です。社内で座っている人に給料を上げる慈善団体ではありません。
給料とは、会社の利益を分配したものです。
当然、会社の利益は社員がつくったものです。
さも働いているかのように席に座っているだけの人は、まさしく給料泥棒。社内の利益創出者に足を向けて寝てはいけません。
利益を上げる人こそが人財
世間一般には、
- 人財
- 人材
- 人在
- 人罪
あたりの言葉があるようです。しかし私は「人在」以外の3つで十分かと思います。
個人的な意見ですが、会社員の本懐は利益を上げることであり、利益を上げられるなら人財であると考えます。
利益をあげない人=人罪ではない
かと言って、利益を出せないなら人罪かと言うとそうでもない。何となく分かると思いますが、利益を出したいのに出せない人だっている訳です。頑張っているのに結果を出せない人ですね。
頑張って結果を出したいのに出せない人に「人罪だ」と言うと、その人は辛いと思いませんか?
会社員はロボットではありません。人間です。感情があります。
頑張りとは利益を生み出そうとする姿勢です。
何も考えず与えられた仕事をしているだけの人と同列に思われたくはないでしょう。
それを理解せず、利益の有無だけで判断する人、他人のやる気を削ぐ人こそ「無能な人罪」でしょう。
※ちなみに結果とは「利益につながる成果」です。無意味な資料作成で生み出せるものは無駄です。
最強の会社員は頑張らずに利益を上げる人
そろそろまとめに入ります。
- 頑張らずに利益を出せる人=人財
- 頑張って利益を出せる人=人財
- 頑張ったが利益を出せない人=人材
- 頑張らないし、利益も出せない人=人罪
こうして文字に起こすと分かりやすいかもしれませんね。
目指すべきは「頑張らずに利益を出す人」です。
なぜなら頑張る余地を残しているから。まだ伸びしろがあり、将来性があるように見えます。また、ライフワークバランスも保ちやすいので、人生が充実します。
こういう人財こそが次を担う存在になっていくと私は思っているのですが、なかなかいません。
ちなみに、頑張らずに利益を出す人に「頑張ってさらに利益を出せ」というのは簡単ですが、それを言う前に利益を出せない人を教育すべきでしょう。
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