本記事では、お金を増やすためにどういう行動・手段があるかを考えていきます。
これから取り組みたいと考えている方向けの入門編です。
お金を増やしたいけど、どうすればええんやろか?
注意点:資産運用は自己責任です
大事なことなので、はじめに書いておきます。
本記事では私の考えを述べていますが、取り組むかどうかは自己責任で判断してください。
資産運用(投資やFXなど)は基本的に元本保証がありません。
資産運用の種類にもよりますが、入金した額以上の損失を被る可能性があります。
どの資産運用にもメリット・デメリットが存在します。それらを理解した上で自分の状況・環境に照らし合わせて最適な選択が出来るよう熟考してください。
メリットだけを見て、安易に手を出して失敗している人はたくさんいます(私もそうでした)。
ですので、デメリットも必ず確認するようにしてください。
【結論】節約と投資信託の組み合わせがオススメ
先に結論を述べておくと「節約」と「投資信託」に取り組むことがオススメです。
理由は、手間を掛けず、かつ少額から取り組むことができるからです。
お金を増やすための行動は、一時的に取り組むのでは結局元に戻ってしまいます。継続して取り組み、コツコツと増やしていく必要があります。しかし、世間には「最初から無理な取り組みを設定してしまい、最初しか頑張れず失敗した」という例がたくさんあります。
ですので、まずは無理のない範囲で取り組める「節約」と「投資信託」がオススメです。
収入を増やす
本業で収入の額を増やす
おそらく最初に思いつくものが、本業の収入を増やすというものでしょう。
しかし、実際は増やそうと思ってすぐに増えるものではありません。結果を出せば昇給出来ると思いますが、大抵は給料に反映されるまで時間が掛かります。
すぐに増やせるものとしては残業代がありますが、時間の切り売りでもあるため、継続して取り組むものではありません。
また、昨今の働き方改革を考えれば、残業は非効率と見られる向きもありますので、要注意です。
副業で収入の数を増やす
こちらも昨今は少しづつ増加傾向にありそうですね。バイトや在宅ワークなど本業以外で収入を得ようというものです。
昨今は副業を認める企業も増えてきており、ひと昔前よりは副業が受け入れられる環境が整ってきています。
副業のメリットは自分の趣味や本業でのスキルを活かすことが出来る点(好きなことを収入につなげやすい)が挙げられます。あとは副業の仕方によりますが、比較的自由なタイミングで取り組む事が出来る点ですね。
デメリットとしては、踏み出すまでの一歩が大変な点、いきなり大きな額は稼ぎにくい点でしょうか。しかし、継続して取り組むことで本業に匹敵するほど稼いでいる人もいます。内容と取り組み方次第では大きな支えとなり得ると思います。
また、副業禁止の会社に勤めている方は、社内規定に抵触する可能性があります。副業に取り組む前に社内規定は確認するようにしましょう。
支出を減らす
節約思考で購入する頻度・回数を減らす
支出を減らすには「不要なものを買わない」のが手っ取り早いです。単純に支出を抑える工夫ですね。
意外と細かいお金の積み重ねで支出がかさんでいるケースが多いです。例えば、
- コンビニで、つい余計なものを買ってしまう(お菓子など)
- セールの文字を見るとお得だと思って、つい買ってしまう
というのがありがちなパターンですね。これらは
- コンビニに行く回数を減らす
- セールであっても必要でなければ買わない
ということを徹底するだけでも変わります。
デメリットとしては、気ままに買えないため、ストレスに感じるかもしれない点ですね。
ポイントを活用して支出額を減らす
購入回数や頻度を減らすことを第一に考えたいところですが、それらが難しい人はせめて「ポイントを活用する」ことに取り組みましょう。
ここで述べるポイントとは
- 楽天ポイント
- dポイント
- Tポイント
- Pontaポイント
の4大ポイントを指しています。この中でも個人的イチオシは楽天ポイントです。楽天市場や楽天マラソンのポイント還元率は他のポイントの追随を許さないレベルです。
難しいことは述べませんが、今まで現金払いをしていた人は楽天カードを作ってクレジットカード払いに変更するだけでも1%はお得になります。うまく活用できればそれ以上お得になります。
1%還元というと「たった1%か」と言う人がいますが、仮に年間の支出が200万円とすると2万円お得になります。これは2か月分の携帯料金が無料になるようなものです。
デメリットとしては、よくあるクレジットカード払いに対する不安として
- 現金が減らないので使いすぎる
- 個人情報の漏洩
- 不正利用による請求
などが挙げられます。これらは人によって感じ方が違うので一概に言えませんが、少なくとも私は一度も不便を感じたことはありませんし、これらに該当したこともありません。むしろ現金払いしたくないと考えるまでになりました。
資産運用する
投資信託で長期積立
比較的取り組みやすい資産運用として「投資信託」があります。経験がない人でも耳にしたことくらいはあるかと思います。最近はかなり浸透してきていますし、始めるのも簡単になっています。
ネット証券に口座を開いて投資信託を買うだけです。
ネット証券は口座開設も無料、口座管理費も無料、口座開くだけでもOKなので、準備しておくだけでも良いと思います。
注意点としては、投資全般に言えることですが、元本保証はありませんので損する可能性があります。株式投資など儲かった話にばかり偏ってしまいがちですが、利益が出る人も損失が出る人も両方います。
しかし、株式投資やFXなどに比べるとローリスクローリターンですし、最近は100円から投資することも出来ますので、資産運用してみたい初心者の方の第一歩には最適と考えています。
FXや不動産投資などに取り組む
FXや不動産投資は投資の中でもハイリスクハイリターンだと言えます。
FXにはレバレッジというシステムがあり、自分が持っている額以上の取引が出来てしまいます。少ない元手で大きな利益を狙うことが出来る反面、大きな損失を抱える可能性もあります。
少なくとも初心者にオススメできませんし、やってみたい場合は必ず情報収集や勉強をした上で取り組むことをオススメします。
※個人的にFXは、少数の人が大きく勝ち、大多数が損している印象です。
不動産投資は成功している人も多いでしょうし、サラリーマン大家と言われるように手を出している人も意外と多い気がします。しかし、一時期話題になった「かぼちゃの馬車事件」のように知識がないと大変なことに巻き込まれてしまう可能性もあります。
不動産投資も、取り組むならまず勉強することをオススメします。
【まとめ】節約しながら投資信託がオススメ
ここまで述べた通り、取り組んですぐに成果が出せそうなものは
- 副業
- 支出を減らす
- ポイントを活用する
に限定されます。
手間などを考慮した場合、一番簡単な取り組みは「節約」です。なのでまずは「節約」に取り組むことをオススメしたいと思います。そして、節約で浮いた分を「投資信託」に回して欲しいと思います。
節約+投資信託はこれまでの生活から大きな変化を必要としません。しかし、長期的に将来の備えとなってくれることでしょう。
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